【初心者向け】英語を独学したい人におすすめの無料教材をご紹介
仕事で英語が必要になったけど、中学英語すら怪しい…。
でも何から始めればいいかわからない…。
と悩んでいませんか?
今回はそんな方に向けて、あの東京外国語大学が無料で提供している「東京外国語大学言語モジュール」という教材をご紹介します!
・英文法を0からやり直したいけど、何から始めればいいかわからない
・英語をやり直したいけどお金はかけたくない
・東京外語大言語モジュールに興味があるけど、使い方がわからない
この記事では、東京外大の無料教材の内容を説明し、その特徴を、弱点も含めて説明します。その後、「どんな人におすすめできるか」と「使い方」を提案していきます。
この記事を読めば、東京外語大の無料教材を効果的に使うことができるようになると思うので、ぜひご覧ください!
東京外国語大学言語モジュールとは
東京外国語大学言語モジュールは、外国語好きの中では有名な、外国語の無料教材です!
TUFS言語モジュールは,東京外国語大学大学院の21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」の研究成果を活かして開発した,新しいインターネット上の言語教材です。英語以外の言語教材は,主として大学生が初めて新しい外国語を学ぶための教材を想定しています。英語については,小学校での総合学習や中学校で初めて学ぶ外国語としての英語を念頭において開発しました。
東京外国語大学言語モジュール「東京外国語大学言語モジュールtop」http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/en/(2022年5月1日閲覧)
東外大大学院に研究成果を活かして開発されたということで、非常に信頼のおける教材です(しかも無料)。
内容は初めて学ぶ想定の英語なので、本当に英語が苦手で0からやり直したいという方にはぴったりですね。
東外大言語モジュールのおすすめポイント
それでは、おすすめできるポイントを説明していきます。
必要最低限の文法
文法モジュールの全体コースはLesson1からLesson28で構成されています。
その28レッスンで、最低限必要となる基礎の基礎の文法を説明してくれています。
この教材を完璧にすることで、本格的な英語学習のスタートラインに立てるというような内容になっていると思います。
シンプルにわかりやすく説明されている
この教材には余計な注釈などがなく、とても簡潔に説明されています。
例外事項や補足情報などが多いと、初心者は混乱してしまいがちですよね。
一番大事なエッセンスの部分に集中することができる作りになっているので、効率よく学ぶことができると思います。
中~上級に進んだときに、つまずきづらい
こちらは最大のおすすめポイントです。
この教材では、学習者がもっと先の英語学習に進んだ時に、挫折しにくいような説明がされていると思うんですね。
たとえば下記の引用を見てみましょう。
「わたしは医者です」は、英語では次のように表現できます。
I am a doctor.☞ I (わたし) と a doctor (医者) のあいだに、 “am” という単語が入っていますね。この単語は、I (わたし) と a doctor (医者) を「つなぐ」役わりをしています。
(東京外国語大学言語モジュール「Lesson02 > Step1/3」
http://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/en/gmod/courses/c02/lesson02/step1/explanation/002.html2022年5月1日閲覧)
ここでポイントとなるのは、「次のように表現できます」という言い方と、「主語と述語をつなぐ役割」というbe動詞の説明の仕方です。
外語大は決して「わたしは医者です」=”I am a doctor”や、be動詞=「~です」というような説明はしないんです。
細かいポイントにはなりますが、日本語と英語とは一対ではないという感覚を持たせるような説明方法をしているということですね。
この感覚があると、中上級に進んだ際に大きな強みになってくれると私は思います。逆に一対だと考えていると、挫折しやすくなります。
何を言ってるんだかわけわからないよ!という方は、とりあえず外語大はとても良い説明をしてくれていて、初心者に優しすぎると思っておいてください。笑
東外大言語モジュールの弱点
続いては、ここは弱点かなと感じた部分をご紹介しますね。人によっては気にならないかもしれないので、ご参考までに!
サイトがちょっと見づらい
サイトの装飾がかなりシンプルです。太字・赤字・青字の3種類で強弱をつけているくらいなので、文章を読むのが苦手な人には少しわかりづらいかもしれません。
でも無料だしシンプルでもいいよね!
練習問題がない
英語の文法モジュールには、練習問題がありません。
ですので、練習問題を解いて覚えたいタイプの方は、別の教材を用意したほうが良いかもしれません。
ただ、各レッスンごとに例文はいくつかあげられているので、例文を使って自分で練習問題を作ってみることはできるかと思います!
単語がまとめられていない
文法モジュールでは、例文に対して和訳はついているものの、単語一つ一つに対しては和訳がありません。
わからない単語があれば、自分で調べてまとめる必要がありそうです。
気にならない人もいると思うから、試しに見てみてね
おすすめできる人・できない人
文法モジュールの良いところと弱点を踏まえて、おすすめできる人・できない人をまとめます。
文法モジュールの使い方
最後に、おすすめの使い方をご説明します。
カードで何を学ぶかを確認
まずは各レッスンを開き、「カード」を確認します。ここにはこのレッスンでどんなことを勉強しようとしているのかが書いてあります。
解説を読む
次に解説へ移ります。英文は声に出して読み、自分でもノートなどに書いてみましょう。
例文を何度も読む
理解できたら例文に移ります。例文は同じように、声に出して読み、書いてみましょう!
暗記してしまうくらい何度も声に出して読むのがおすすめです。
さらに、自分でも例文を作ってみるとよいです。
教師ではない人が”I am a teacher”という文を使うことはおそらく一生ないので、自分に関係のある例文をぜひ作ってみてください。
練習問題を作って解く
次は練習問題を解いて、本当に自分が理解できたのかを確かめたいところです。
練習問題がないので、例文を利用しましょう。日本語の文か英文を隠して、訳せるかどうか確認します。
間違えてしまったら解説に戻り、同じことを繰り返しましょう。
東京外国語大学言語モジュールのまとめ
以上、東京外国語大学の無料教材の特徴や使い方などをご紹介しました。
シンプルでわかりやすく、初心者の方には本当におすすめです!
私は東京外国語大学の回し者でもなんでもありませんが、他の言語の言語モジュールを利用したことがあり、有益さに感動したのでシェアさせていただきました。笑
参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
英会話の無料体験レッスンを受けてみるのもおすすめです。
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