【レシピ本レビュー】『白崎茶会の発酵定食』菌活メニューにも!
今回はこちらの本を紹介していきます。
タイトルにある通り、発酵食品たっぷりの体に優しいレシピと献立を提案してくれる本です。
一手間かけて発酵食品を作るのも楽しいですし、体に優しくできてる感じも嬉しくて、最近すごくこの本にはまっています。
買おうかどうか迷っている方はぜひこちらの記事をご覧ください!
『白崎茶会の発酵定食』概要
著者 白崎裕子さん
著者の白崎裕子さんは、予約の取れない料理教室として有名な「白崎茶会」を運営されている方です。
『白崎茶会のあたらしいおやつ』や『へたおやつ』という本がおそらく代表作ですね。私はこの2つも読みました。
白崎さんのレシピは簡単で素朴なのにおいしくて、疲れているとき・癒されたいときにぴったりという気がしています。
概要 発酵食品の魅力が満載
「”いいことずくめ”の発酵の世界へようこそ」(p2)とある通り、発酵食品の魅力とその作り方・使い方を教えてくれる本です。
2パートあり、Part1は「春夏の発酵定食」、Part2は「秋冬の発酵定食」となっています。
一つ一つの料理のレシピと、自家製発酵食材のレシピが収録されています。
献立(献立1つに3,4品のレシピを含む)は26個記載されていますが、そのうちの7個はプラントベースでした。
特別な日に食べる料理を提案するというよりは、普段の食卓をしっかりおいしく健康的にするというコンセプトだと思います。
ただ和食のみではなく、カレーや白ワイン蒸し、ビビンバなどもあり、作っていても食べても飽きのこないようなラインナップです。
そうやって発酵食品を使うのか!と目から鱗のアイデアが満載の本でした。
『白崎茶会の発酵定食』 良かった点
菌活になり、体に優しい
やはり、発酵食品をたくさん摂れて体に優しいところが一番の魅力ですね。食べた次の日も体がすっきりしている感じがします。
特に、外食続きで胃腸が疲れたときにこの本の料理を食べると、じんわり体に染みるおいしさを味わえました。
意外と簡単
手間ひまかかるのかな?と思っていましたが、案外簡単でした。
ほうっておけば、発酵の力で勝手においしくなります。
仕込むのはちょっと手間がかかりますが、休日にささっと仕込んでおけば、平日はわりと楽できるなと思いました。
おいしい
体にいいだけではなく、味もしっかりおいしいです! 作り方はシンプルなのに複雑な味がして、ほっとするおいしさでした。
『白崎茶会の発酵定食』作ってみた感想
私はこの本から20レシピほどを実際に作りました。
(今年一番活躍しているレシピ本です!)
発酵食材
発酵食品でいうと、下記を作ってみました。
- 塩麹
- 甘酒
- ひよこ豆の白みそ
- 粕漬け
- 酒粕ペースト
冬に塩麹を作ったときに、いつまで経っても発酵せず、じれったくなって発酵メーカーも買ってしまいました。笑
低温調理にも使えて、意外と使い勝手はいいです。
粕漬けは粕床を作るのがとても楽しかったです。料理上手になった錯覚も味わえました笑
ほぼ全部おいしくできましたが、甘酒だけは何度作ってもあまりおいしくできなくて、結局既製品を買うことに。
料理
私のお気に入りは、「鮭のふわふわオニオンソテー」(p16)と「ねぎの白いスープ」(p66)です。
スープのほうは、材料も工程も本当にシンプルですぐできるのに、すっごくおいしくてびっくりしました!
甘酒が入っているのですが、甘酒の無限の可能性を感じました。
『白崎茶会の発酵定食』まとめ
おすすめしたい人
このレシピ本は、以下のような方におすすめしたいなと思いました。
逆に、こんな方には向いていないかもしれません。
※ 『白崎茶会の発酵定食』のレシピは「おいしくて体に優しいわりには、工程が少なくて時短」だとは思います。
ただ、「もうシンプルに早く作ることだけを目指したい!」という場合を考えると、そこまで究極に時短ではないかと。
多忙な方は、休日の癒しごはんとして作るのかいいかもしれません。
白崎茶会 発酵食品のレシピ本感想
体に優しい発酵食材を自分で作ってみたり、丁寧に味を見ながら料理したりしていると、自分を大切にできている気がして前向きな気持ちになれました。
興味を持った方はぜひ、この本と一緒に、発酵食品のある暮らしを始めてみてください。
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