【意識するだけでOK】英語学習3つのコツ

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【意識するだけでOK】英語学習3つのコツ

こんにちは、とうふです。

「英語を勉強しているのに、なかなか伸びない…」「単語とか覚えることが多すぎる…」と悩んでいませんか?

そんな方に向けて、意識するだけで成長スピードが変わる、3つのコツをご紹介します。

この記事はこんな方におすすめ!
・英語初心者
・単語が覚えられない
・英語に苦手意識がある

私は塾講師や家庭教師をしていた経験もあるのですが、この3つのコツの意識が全くないために伸び悩んでいる生徒さんをたくさん見てきました。

逆にこの3つのコツを思い出しながら勉強に取り組めば、効率的に英語力を伸ばしていくことができるようになります。

ぜひご覧ください!

結論:英語初心者必見の3つのコツとは

そのコツはこちらです!

①語学=新しい概念を学ぶこと
②丸暗記の量を減らす
③実技とお勉強のバランスを取る

次で詳しく説明していきます。

語学=新しい概念を学ぶこと

一つ目は、語学=新しい別の概念を学ぶことだと、心に刻みつけておくということです。

英語が苦手な生徒さんたちは、特にこの意識が全くないことが多いです。

そうした生徒さんたちは、英単語と日本語の単語が一対になると信じ込んでいて、それがつまずきの原因になっているのです。

たとえば、下記のような解釈をしてしまいます。

例) “I am a student. “という英文を、下記のように解釈する
I = 私は
am = です
a = 一つの
student = 生徒

このような考え方をしてしまうと、より複雑な文法に進んだときに苦しくなっていきやすいです。

例)”of “=「の」と覚える

じゃあ、”approve of~(~を認める)” は?
“come of age(成人する) “は?

・「の」じゃない! 何これ意味不明!
となるか、
・「を」という意味もあるのか?
無限に覚えることが増えていく

新しい概念って?

じゃあ新しい概念って何?という話になりますね。

たとえば、”litter”という名詞があります。

ネットの辞書で調べると、一番最初に「ごみ」と出てくるので、英単語と日本単語一対説の支持者は「これは日本語で言うごみなのか」と素直に覚えるでしょう。

※他の意味もありますが、一例として使っているのでここでは割愛

ですが、英英辞書で調べてみるとどうでしょうか。Cambridge Dictionaryでは、このように説明されています。

small pieces of rubbish that have been left lying on the ground in public places:

litter
1. small pieces of rubbish that have been left lying on the ground in public…

「公共の場の地面に放置されたごみくず」くらいの意味ですね。

ふーん。公共の場所に捨てられたごみのことなんだ。じゃあごみ箱に入ってるごみのことはlitterと言わないのか〜。

と、上記のようなことがわかりますね。そんなものを一言で表す単語って、日本語にはないですよね?

これが自分にとって新しい概念ということです。

意識高い系の先生が英英辞書使えとか言ってくるのって、こういう理由だと思うんです。

「対応する日本語を探すのではなく、英語の概念そのままで理解したほうがいい」という思想ですね。

ナツメグ
ナツメグ

でも英英辞書はむずかしいから、まずは気になる単語を画像検索したり、youtubeで検索してみたりするのがおすすめだよ

丸暗記の量を減らせないかを常に意識する

二つ目は、丸暗記する量を減らせないかを常に意識するということです。

なぜなら、覚えることが本当に多いからです!

高校英語までだけで約5000語も必要になると言われています。

覚えることは単語だけではないですよね。たくさんの文法やよくわからない熟語も待ち構えています。

真面目な人はこういう暗記課題に真正面から挑んでしまうので、もう無理!!!となりがちです。

ストレートに全部覚えようとするのではなく、覚える量自体をそもそも減らす工夫をしていきましょう。

接頭辞や接尾辞を理解する

丸暗記は真の記憶力が試されますが、理解(=ストーリー)を伴う暗記であれば負担は軽くなります。

ですので、参考書を選ぶときにも、知識をずらずらと羅列しているものではなく、理解を促してくれているか?というポイントで見てみるとよいですね。

また、接頭辞や接尾辞を理解して、覚える量を減らすことも非常におすすめです。

ちょっとむずしそうに聞こえるかもしれませんが、接頭辞と接尾辞とは、単語の前のほうについてることが多い(接尾辞なら後ろのほう)短い文字で、単語に意味的な特徴や文法的な特徴を与えるものです。

たとえばincredibleという形容詞を見てみましょう。

丸暗記パターンならば、incredible=信じられないとそのまま覚えます。

しかし接頭辞接尾辞を考えるとこうなります。

in:否定の意味を与える接頭辞
credit:信用(クレジットカードのクレジットですね)
ble:可能の意味を与える接尾辞(able)
→否定+信用+可能=信じられない

こう覚えれば理解を伴うので、音として暗記するよりも忘れづらいのではないでしょうか。

さらに、次に同じ接頭辞や接尾辞が出てきたときに意味を推測できるようにもなります。

これが暗記の量を減らすということです。

おまけに、日本語と一対で考えていないため、英語の概念で英語を理解することにもつながります。

これは一つ目のコツの助けにもなりますね。

実技とお勉強のバランスに気をつける

最後にご紹介するのは、実技とお勉強のバランスに気をつけることです。

突然ですが、皆さんがもし「泳げるようになりたい」と思ったら、まず何から始めますか?

・クロールのやり方を本を読んで理解する
・平泳ぎの手順をノートに書いて覚える
・泳ぎ方の一覧表を作って赤シートでシュパシュパする

こんな風に、お勉強から始めようと思う方は、おそらくいないのではないでしょうか?

・とりあえず水に入ってみる
・泳げる人に教わりながら泳いでみる

大体上記のようなことが思い浮かぶかなと思います。

実は英語も水泳と同じなのです。もちろん、英語にはお勉強も絶対に必要です。

ただ、実技とのバランスがおかしくなると、思うように成果が出せなくなってしまう恐れがあります。

最低限、勉強しているときに「自分は今泳いでいるのか? それともプールサイドで水泳の教科書を読んでいるのか?」を意識しておくことは大切だと思います。

何が実技で何がお勉強?

何が実技で何がお勉強なんだ!?

という方は、45歳の英語ネイティブがそれをやっているところを、想像できたら実技を目安に考えてみましょう!

たとえば、

実技
・45歳のネイティブが友達としゃべる
・45歳のネイティブが手紙を書く
・45歳のネイティブが音楽を聴く
・45歳のネイティブが新聞を読む
お勉強(想像できない)
・45歳のネイティブが母語の単語を暗記シートで隠して覚える
・45歳のネイティブが母語の勉強法を調べる
・45歳のネイティブがTOEICの問題を解く(そんな物好きがいるかもしれませんが…)

45歳に深い意味はありません。

まとめ 英語学習で大切な3つのコツ

この記事では、意識するだけで成長速度がぐんと上がる、英語を学ぶ上で大切な3つの心得を紹介しました。

1.語学は新しい概念を学ぶことだと心に刻む!
2.暗記の量を減らす工夫をしつづける!
3.実技とお勉強のバランスを意識する!
最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば幸いです!
ナツメグ
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